カフェインをコントロールする。

 

 ちょっとひと休みのコーヒーブレーク。リラックスや気分転換に有効で、カフェインには目覚まし効果があるので理にかなった休憩方法です。注意が必要なのはお茶やコーヒー、紅茶などを飲むのが習慣になっている場合。知らず知らずのうちに、カフェインを取り過ぎていることがあります。

 

1.カフェインを取り過ぎない。

 カフェインを取り過ぎてよく眠れない人は、カフェインを体内で分解する速度が比較的遅く、また、たいてい1日にカフェインを500mg以上取っていると考えられます。カフェインをやめると日中に不安感が起こることがあり、なかなか量が減らせません。

 お茶1杯に含まれるカフェインはおよそ15100mg。コーヒーは100mg、エスプレッソは200mg、紅茶には5070mg、ほうじ茶、ウーロン茶には30mgほど含まれています。そのほかコーラやドリンク剤、チョコレート、ココアにもカフェインが含まれます。

 

2.高齢者は夕方以降のカフェインを控える。

 カフェインの覚醒作用は若年者で3~4時間、高齢者では5~7時間ほど持続します。カフェインには利尿作用もあり、夜中のトイレによる覚醒も多くなりがちです。寝付きが悪かったり、睡眠の途中で目が覚めたりする場合は、夕方以降のカフェインが影響していることがあります。

 若いときは大丈夫でも加齢とともに眠る力が衰えてきます。眠りに不安があるときは、夕食以降のカフェインを控えてみましょう。

 

3.夜はノンカフェインでリラックス。

 日本では不眠のためにカフェインを控える人の割合は10%程度。その割合は欧米に比べると著しく低いようです。欧米ではデカフェ(カフェインを除去したコーヒー)を見かけることが多く、また、伝統的にカフェインを含まない飲み物としてハーブティーが愛飲されています。 

 古くから、眠る前のリラックスにはカモミール、リンデン、レモンバーベナなどがよいと伝えられます。甘い香りが気分をゆったりしてくれます。夜にお茶を飲む習慣がある人は試してみるとよいでしょう。

ハーブティーが苦手な人は、麦茶、そば茶はいかがでしょう。いずれもカフェインが含まれません。