朝食を決まった時刻にとる。

 

 昔から3度の食事を規則正しく食べることは健康管理の基本だとされてきました。食事の規則性は栄養摂取の観点からだけでなく、良質の睡眠を確保するうえでも大切なのです。

 

1.食事で体内時計を調整する。

 食事をすると、その情報が体内時計に入力され、体内時計を同調させる手がかりになります。3回の食事の中で特に重要なのが朝食と夕食のタイミングです。決まった時刻に食べることが乱れた体内時計の調整を促進します。

 規則正しい食事は消化効率を高めるのにも役立ちます。毎日同じ時刻に食事をしていると、その時刻が近づくだけで体の中で食べ物を消化・吸収する準備が始まり、お腹が減ってくるようになるからです。

 朝食は脳に活動のエネルギー源である糖質を補給します。朝食抜きを続けると、仕事の能率や学業の成績にも悪影響が出やすい。毎日朝食を食べる児童と全く食べない児童を比較したところ、試験の得点に明確な差が出たとの報告もあります。

 

2.朝食を欠かさない。

 大切な役目を担う朝食なのですが、残念ながら、日本では食べない人が少なくありません。2020年に発表された厚労省の「国民健康・栄養調査」によると、朝食欠食率は男性15.0%、女性10.2%となっています。

 特に男女とも20歳代で朝食を食べない人の割合が高く、男性の30.6%、女性の23.6%が朝食を食べていないそうです。

 遅い時刻に夕食を摂ると夜更かしになり、睡眠時間が短くなります。朝はギリギリまで寝ることになるので朝食を食べる時間がなくなり、そして、朝食の欠食を補うために夕食の量が増えることに。ダイエットのために朝食を抜く人がいますが、それは間違い。朝食を食べない方が太りやすい。食事時間を見直して悪循環を断ち切りましょう。